こんにちはゆきもんです!!
今日はヘアカラーについての記事です。
最近色々なカラーの名前を耳にしませんか?
外国人風カラー、艶カラー、ダメージレスカラー、ホリスティックカラー、水素カラー、イルミナカラー、などなど、、
これはいわゆる美容室の【付加価値】にあたる部分で勝手に付けた名前。ということになります。
しかし大きく分けて2つ、
・カラー材の名前、
・勝手に付けたネーミング
に分かれます。
クーポンに、【カット+カラー】より、【カット+ダメージレスカラー】と書かれていた方がなんか良い気がしませんか?!
食べ物でもそうですよね?!
【バニラソフトクリーム】より【マダガスカル産バニラ使用ソフトクリーム】の方が美味しそうじゃないですか?
他にも、【水】より、【名水百選に選ばれた六甲の水】というような感じです。
それでも美容師の僕からしたらどうゆうニュアンスでそのネーミングにしたかの推測ですが解説したいと思います。
外国人風カラー
これは外国人(欧米系、ヨーロッパ系の明るい髪色)みたいな髪色ということになりますが、日本人などアジアの人は地毛の色が黒いです。これはメラニン色素の関係で髪を明るく染めたくてもかなりのパワーと時間が必要になってきます。
ですが、ヘアカラーの繰り返しで黒ではなく明るくなった髪色になっていればカラーバリエーションも多くなります。ブリーチしていて、金髪っぽく明るくなっていればかなり外国人風な髪色になりやすいと思います。
美容室の新規クーポンなどでは外国人風カラーはブリーチは付いてないというのがほとんどかと思います。勘違いしてしやすいので気をつけてください。
美容師が「これは外国人風カラー」と言えばそれは普通のカラーでも外国人風カラーなのです。
艶カラー
これは艶が出るカラーという意味。
ダメージレスカラー
ダメージレス=傷みが少ない
というようなニュアンスで大丈夫です。
ヘアカラーはやはり髪の毛が傷むものですから、それを最小限におさえるという感じです。
ヘアカラーのお薬の調合の時にアルカリというブリーチ作用が働く成分を弱めたりします。
ホリスティックカラー
ノンダメージサロン協会が提案しているカラーになります。前処理してからカラーをするという前処理の事を言います。
テラヘルツ機能水というタンパク質を復元するお水をつけて髪の毛に付けてからカラーするという方法です。
キラ水とも呼ばれます。これをつけることによりカラーの染まりが早くなり、カラー材が髪の毛に付く時間が短時間なりダメージを防ぎます。
他にも髪の毛の内部水分量を増やしたり、活性酸素の除去等の効果もあります。
デメリットは付加価値になるので通常料金にプラス料金がかかる、取り扱い店舗が少ない、仕上がりに劇的な変化がないので実感しにくい、です。
ノンダメージサロン正規認定店は関西でもまだあまり多くありません。
水素カラー
これは先程のホリスティックカラーと同じような感じです。前処理をしてからカラーする事をお店が勝手に付けたネーミングです。
イルミナカラー
これはカラー材の名前です。
ウエラから発売されているカラー材の名前で、
メーカーからは
- 艶が出る
- ダメージが通常の1/5
- 外国人風の色味が出る
等の普通のカラー材との違いがあります。
しかし美容師の見解としては普通のカラー材に比べるとダメージが大きいです。
カラーは20分ぐらいお薬塗ってから放置するのですが、その間にリフト作用といって、一旦髪の毛を脱色して明るくしています。最初の10分ぐらいはリフトに力を使います。
その後の10分で明るくなった髪に色を入れる作業に入ります。これで希望色になるわけですが、一度脱色がされているので日にちが経って褪色すると明るくなるのです。
繰り返し染めていると、その脱色された色が黄色くなっていて色味は入りやすいですが地毛が明るくなってる分褪色も早いです。
ダメージが1/5っていうのはブリーチと比べればダメージが1/5ということなのかなとおもいます。
他にも、エドルカラー、アディクシーカラー、アプリエカラー、コレストンカラーなど、高発色のカラーはその傾向があります。
まとめ
カラーの名前は様々ですがかっこいいネーミングに惑わされないようにしましょう。
何の変哲もないカラーでも、そのお店がこれは外国人風です!と言ってしまえばそれは外国人風カラーになります。
そのへんは担当の美容師さんにしっかり相談してくださいね☆
コメント