別の記事でもお伝えしましたが、ホームケアの一つでとても重要なドライヤーでしっかり髪を乾かすということ。
しかし髪が長かったり、毛量が多かったりすると中々乾かないし腕も疲れる、夏場はせっかくお風呂に入ったのにドライヤーのせいでまた汗をかいてしまうということになります。今日は髪の毛が乾かない原因とその対処法をお伝えいたします。
髪の毛が傷んでいると乾きにくいです。それは髪の毛が傷むと髪の毛一本一本にダメージホールという穴ができ始めます。そこに水分が入り込んでより多くの水分を抱えやすくなります。水分って聞くと乾かしすぎると良くないの?と思うかもしれませんが実際には乾いたり濡れたりする水分は自由水といって髪の保湿にはあまり関係ないのです。この自由水を抱える容量がダメージホールが大きい、または多いと乾きにくいのです。
洗濯物も脱水かけてから干しますよね?髪の毛もビチョビチョに濡れたままだと乾きづらいです。
しっかりタオルで拭き取ってから乾かし始めましょう。
マイクロファイバーのタオルか、ふわふわのしっかりした綿のタオルだと吸水性もいいです。
タオルドライは優しくゴシゴシしないようにしてください。濡れている時に摩擦でキューティクルを傷めてしまう恐れがあります。
お風呂から上がったら髪の毛を優しくタオルドライします。
その後荒めのクシやブラシで根元からとかしてください。そうすると根本付近の水分が毛先にまで落ちてくるのでもう一度タオルで拭きます。その後アウトバストリートメントをつけてコーミングしてください。するとトリートメントの、成分と自由水が入れ替わり又毛先がビチャビチャになっているのでもう一度タオルで水分を拭き取ります。
この時タオルドライするとせっかくつけたアウトバストリートメントを取ってしまうと思いがちなんですが、実はそうではないのです。
ここまできて初めて乾かし始めましょう!これぐらい脱水してから乾かし始めないとかなり時間がかかってしまいます。
よくありがちなのがタオル巻いたまま1時間も2時間もそのままにしている人。
これは密閉された水分に雑菌が湧き臭いの原因になる事がありますので、出来るだけお風呂上がったらすぐに乾かしましょう。タオル巻いてなくて放置も空気中の雑菌が髪に付着しますのでそれも臭いの原因になりますし、
キューティクルが開いたままだと毛先からカラーの褪色と、サロンでしてもらったトリートメントの栄養がポタポタと流れ出てしまいます。
ドライヤーには業務用と一般家庭用があります。大きくはワット数に差があり風量も断然変わってきます。
一般家庭用でも最近ではPanasonicなどが3万円を超えるシリーズも発売しているので、業務用と大した値段の差がありません。業務用は長時間使っても耐えれるようにコードも太く作られているので断線の心配がありません。
最近では遠赤外線が搭載されていて電子レンジのように素材の内側から熱が入るようになっているので乾くスピードも早いです。オススメはクレイツから出ているマグネットドライヤーの黒です!
白はワット数が少し少なく保湿ができるようになっていますが速乾を求めるなら黒の方がワット数が多く早く乾きます。マグネットドライヤーはテラヘルツ派という育成光線が出ていて頭皮の細胞も活性化出来るという効果もあるみたいです!
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サロンのトリートメントを仕立ての時は髪の毛の内部のダメージホールに栄養が入り込み、自由水をあまり持たなくなるので乾きやすい状態が出来ています。
しかし、毎日少しずつ栄養が流れ出てダメージホールが大きくなるので乾くのが時間かかるのです。乾かすのに時間がかかってきたらそろそろ美容室でトリートメントのタイミングと思って良いでしょう。
結論からいうと温風の方がいいです。
冷風は確かに熱のダメージがゼロですが、乾くスピードが遅すぎて現実的ではありません。
熱ダメージから守る為にアウトバストリートメントをつけていますし、熱で髪の毛のキューティクルを整える効果もあるのです。
確かにダメージはゼロかもしれませんがバサバサに乾いて傷んでいるように見える方がいいのか、微々たるダメージはあるけど見た目はツヤツヤに仕上がる方がいいのかどっちでしょうか。
明らかに後者だとおもいます。
ただし、冷風を使ってはいけないという事もありません。
乾かしているうちにどの部分がまだ乾いていないか確認する為に冷風を使うと乾いていない部分は冷たくなるので乾かし漏れが無くなります。またドライヤーの最後の仕上げで冷風を使う事により、熱でツヤを作った形を冷まして固定すると意味で1番最後は冷風がいいでしょう。
いかがでしたでしょうか??
美髪になる為のドライヤーはとても大事ですが、めんどくさいのも事実。これさえ覚えておけばドライヤーの時間がグッと短縮出来るはずなので是非参考にしてみてくださいね!!
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