「最近、髪がパサつく」「うねりが出てきた」「ハリ・コシがなくなった気がする」——そんなお悩みを抱えていませんか?それは加齢によるエイジング毛のサインかもしれません。
エイジング毛とは、加齢や生活習慣の変化によって髪質が変化していく現象のこと。30代以降の多くの方が経験しますが、正しい知識とケアがあれば進行を遅らせ、美しい髪を保つことは十分に可能です。
この記事では、現役美容師がエイジング毛の原因・症状・具体的な対策を徹底解説します。おすすめのヘアケアアイテムも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

エイジング毛とは?髪に起こる変化を美容師が解説
エイジング毛とは、年齢を重ねるにつれて髪の内部構造が変化し、ハリ・コシ・ツヤが失われていく状態を指します。単なる「髪のダメージ」とは異なり、加齢による体の内側からの変化が原因です。
健康な髪は、表面を覆うキューティクルが整っており、内部のコルテックスにはタンパク質(ケラチン)と水分・油分が豊富に含まれています。しかし加齢とともに、これらの成分が減少・変性し、さまざまなトラブルが現れてきます。
エイジング毛の主な症状6つ

① ツヤ・天使の輪がなくなる
年齢とともにキューティクルが乱れ、光の反射が均一でなくなります。若い頃はあった「天使の輪」が見えなくなり、表面に白いちらつきが増えます。これはキューティクルの密度低下が原因です。
② ハリ・コシがなくなる
髪の主成分であるケラチンタンパク質が減少することで、一本一本が細く・柔らかくなります。特に頭頂部に現れやすく、根元がつぶれてボリュームが出ない原因となります。スタイリングが決まりにくくなったと感じたら、このサインを見逃さないでください。
③ うねり・くせ毛が出てくる
もともとストレートだった方がくせ毛になったと感じるケースが多いのもエイジング毛の特徴です。毛穴の形状変化や、水分量の左右差によって、髪が不規則にうねるようになります。
④ 白髪が増える
30代後半から白髪が現れ始める方が増えます。これはメラニン色素を作るメラノサイトの機能低下が原因。一度白髪になった毛穴はなかなか元には戻りませんが、頭皮環境を整えることで新生毛の改善が期待できます。
⑤ 毛量が減る・抜け毛が増える
毛量は30代後半をピークに自然と減少していきます。1日50〜100本の抜け毛は通常の範囲ですが、1日300本以上・朝の枕に大量についているなどは危険サインです。早めに専門家への相談をおすすめします。
⑥ パサつき・まとまりの悪さ
キューティクルの乱れと水分保持力の低下により、髪がパサパサになり、毛先が広がりやすくなります。静電気も起こりやすくなるため、冬は特に悩みが深刻になりがちです。
エイジング毛になる5つの原因
① 女性ホルモン(エストロゲン)の減少
髪の健康に大きく関わる女性ホルモン「エストロゲン」は、20代後半をピークに徐々に減少していきます。エストロゲンには髪のツヤ・ハリを守り、毛髪サイクルを正常に保つ働きがあるため、分泌量が落ちると一気に髪質が変化します。
特に産後・50代前後の更年期は急激にエストロゲンが減少するため、「急に髪が抜ける」「白髪が増えた」という変化が起きやすい時期です。閉経後は女性ホルモンが減少することで相対的に男性ホルモンが優位になり、女性にもAGA(脱毛症)が現れることがあります。

② ストレスと自律神経の乱れ
精神的・身体的ストレスは自律神経を乱し、頭皮の血行を悪化させます。血流が滞ると、毛根への栄養供給が不足し、髪が細く・弱くなります。さらにストレスによってコラーゲン産生が低下すると、毛母細胞の数が減り、髪のエイジングが加速します。
③ 頭皮トラブル・頭皮環境の悪化
頭皮に赤み・かゆみ・フケなどのトラブルがあると、ターンオーバーが乱れエイジングを加速させます。主な原因は以下の通りです。
- 髪質に合わないシャンプー・コンディショナーの使用
- パーマ・ヘアカラーなどの化学的ダメージ
- 洗いすぎによる乾燥・必要な皮脂の除去
- 紫外線ダメージ・過度な熱ダメージ
- 酸化ストレス(活性酸素の増加)
④ 睡眠不足・生活習慣の乱れ
新しい髪の生成に欠かせない成長ホルモンの約70%は睡眠中に分泌されます。特に入眠直後の深い眠り(ノンレム睡眠)のときに多く分泌されるため、睡眠の質が低下すると毛母細胞の働きが落ちます。また喫煙は毛細血管を収縮させるため、頭皮の血行を著しく悪化させます。
⑤ 栄養不足・偏った食事(ダイエット)
髪はタンパク質(ケラチン)を主成分とするため、無理なダイエットや食事制限は直接髪の細さ・脆さにつながります。特に若い頃に過度なダイエットを繰り返した方は、30〜40代でエイジング毛の症状が出やすいといわれています。
エイジング毛の対策:今日からできる7つのケア
① エイジングケア専用シャンプーに切り替える
エイジング毛のケアで最も重要なのが、日々使うシャンプーの見直しです。洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで奪い、乾燥・炎症を招きます。アミノ酸系・ベタイン系の低刺激シャンプーで、頭皮環境を整えながら毛髪に栄養を与えるものを選びましょう。
美容師がエイジング毛に特におすすめするシャンプーのひとつが、ケラスターゼの「バン クロノロジスト」です。エイジングを受けた複合的な髪悩みに対応し、ツヤ・まとまり・うるおいを同時にケアします。

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② 頭皮マッサージで血行を促進する
頭皮の血行不良はエイジング毛の大きな原因のひとつ。シャンプー時の頭皮マッサージは、血流を改善し毛根への栄養補給を促します。シリコン製のスカルプブラシを使うと、指では届かない部分まで効果的に刺激できます。
シャンプーブラシは泡立ちも良くなる一石二鳥のアイテム。毎日のケアに取り入れることで、3〜4週間後から頭皮環境の改善を実感できる方が多いです。

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③ 洗い流さないトリートメントで毎日補修する
エイジング毛はキューティクルが乱れているため、水分蒸発・外部ダメージを受けやすい状態です。洗い流さないトリートメント(アウトバス)を毎日使うことで、髪の表面を保護し、パサつき・うねり・広がりを抑えることができます。
ケラスターゼの「ユイル クロノロジスト」はエイジング毛専用ヘアオイルとして美容師からも高い評価を受けています。ヒートプロテクションと紫外線ケア効果もあり、ドライヤー前のひと手間として取り入れるのがおすすめです。

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④ ドライヤーの使い方を見直す
ドライヤーの使い方ひとつで、エイジング毛の進行を防いだり悪化させたりすることがあります。正しい使い方は以下の通りです。
- タオルドライを丁寧に行う:ゴシゴシこすらず、ポンポンと押さえながら水分を吸い取る
- 温風を当てる場所を動かす:同じ場所に長時間当て続けない
- 最後は冷風で仕上げる:キューティクルを引き締めてツヤを出す
- 洗い流さないトリートメントを先につける:熱ダメージから髪を守る
- 根元から乾かし始める:毛先から乾かすと毛先のダメージが増す
⑤ 髪に良い食事を心がける
内側からのケアも非常に重要です。エイジング毛を防ぐために積極的に摂りたい栄養素をまとめました。
| 栄養素 | 働き | 多く含む食品 |
|---|---|---|
| タンパク質(ケラチン原料) | 髪の主成分を補給 | 卵・大豆・魚介・鶏むね肉 |
| ビタミンB6 | ケラチン生成をサポート | マグロ・カツオ・バナナ |
| ビタミンB2 | 頭皮環境を整える | レバー・納豆・乳製品 |
| 亜鉛 | 抜け毛予防・毛母細胞の活性化 | 牡蠣・牛肉・ナッツ類 |
| ビタミンE | 血行促進・育毛サポート | ナッツ・ゴマ・オリーブオイル |
| ビタミンP(フラボノイド) | 毛細血管を強化 | 柑橘類・そば・玉ねぎ |
⑥ 睡眠の質を上げる
成長ホルモンが最も多く分泌される夜0時〜6時は「美容のゴールデンタイム」。この時間帯に6時間以上の質の良い睡眠をとることで、毛母細胞が活発に働き、健康な髪の生成が促されます。寝る前のスマホを控え、入浴で体温を上げてから就寝するルーティンが効果的です。
⑦ ストレスをためない生活習慣
ストレスと喫煙は毛細血管を収縮させ、頭皮の血行を悪化させます。有酸素運動(ウォーキング・ヨガなど)は血流改善に効果的で、ストレス解消にもなるためエイジングケアに最適です。週3回以上の軽い運動習慣を取り入れましょう。
エイジング毛のQ&A:よくある疑問に美容師が回答
Q. エイジング毛は元に戻りますか?
A. 既にダメージを受けた毛髪を完全に元に戻すことはできませんが、正しいケアで新しく生えてくる髪の質を改善することは可能です。頭皮環境の改善と栄養補給を続けることで、3〜6ヶ月後から変化を実感される方が多いです。
Q. 何歳からエイジング毛のケアを始めるべきですか?
A. 予防の観点からは20代後半〜30代前半から始めることが理想的です。しかし40代・50代からでも対策を始めれば進行を遅らせることができます。「髪が気になり始めた」と感じたタイミングが始め時です。
Q. 市販品と美容室専売品、どちらがいいですか?
A. エイジング毛のケアには美容室専売品のほうが成分の品質・濃度が高く、より効果を実感しやすいです。市販品でもアミノ酸系シャンプーであれば問題ありませんが、特にシャンプーとトリートメントの成分をしっかり確認して選ぶことをおすすめします。
まとめ:エイジング毛は正しいケアで改善できる
エイジング毛は誰にでも起こる自然な現象ですが、日々のケアの積み重ねで大きく差がつきます。今回ご紹介した対策をまとめると以下の通りです。
- ✅ エイジングケア専用シャンプーに切り替える
- ✅ 頭皮マッサージで血行を促進する
- ✅ 洗い流さないトリートメントで毎日保護する
- ✅ ドライヤーの正しい使い方を実践する
- ✅ タンパク質・ビタミン・ミネラルを積極的に摂る
- ✅ 睡眠の質を上げる(夜0〜6時に6時間以上)
- ✅ 適度な運動でストレスと血行を改善する
「髪は女の命」というように、美しい髪はあなたの印象を大きく左右します。今日からできることを少しずつ始めて、年齢に負けない美髪を目指しましょう!何かご不明な点があれば、お気軽にコメントでお聞きください。
※本記事の情報は2026年2月時点のものです。商品の価格・仕様は変更になる場合があります。



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